動植物・地質・歴史にふれる旅⑤ -リオ州の山岳地帯(終)◇植物の記録
こんにちは、乃里子 Ivoryです。
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今日は、リオデジャネイロ市の
北に位置する山岳の町
Santa Maria Madalenaで出会った
植物や山道の自然をお届けします。
ハードな山道を
一歩一歩進みました。
この旅は、そもそも
植生の研究が目的です。
ブラジルの植物学に大きく貢献した橋本梧郎先生が、
薬草学者・行方健作先生と共に設立した博物研究会。
先生方は日本に生まれ、
学究の志をもって移住し、
ブラジルの大地に眠っておられます。
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博物研究の旅は
動植物・地質・自然にふれながら
先生方の想いを継ぐことです。
パンデミック期を除いて
毎年開催されています。
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州立 Santos Lima 植物試験場と
そこから続く山と谷で
トレッキングを楽しみました。
圧倒的な生命力。
植生はじつに豊かで
都会に住む私にとっては
エネルギーに満ちた驚異の世界です。
森林を深いところまで進むと
野生のサルにも遭遇しました。
あちこちに
初めて見る植物がいっぱい!
菌類も豊富。
たくさんの珍しいキノコと出会いました。
垂れ下がるサボテン、そして Blumeria
道を歩きながら
植物について教えるOlga博士は
前回の博物研究会の旅でも
苔の研究について多くの知識を
私たちに授けてくださいました。
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このシリーズでは、
ブラジルの大地に生きる歴史や人々、
自然についてをお伝えしてきました。
お付き合いいただきありがとうございました。
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