動植物・地質・歴史にふれる旅① -リオ州の山岳地帯◇大地と自然
こんにちは、乃里子 Ivoryです。
今日から5回の予定でお伝えするシリーズは
サンパウロ州の隣、リオデジャネイロ州の山岳地帯にある
Santa Maria Madalena という土地に
博物研究の旅に出かけた記録です。
今月、カトリック教国ブラジルでは
復活祭につながる大連休を楽しみました。
私は、ブラジル植物学の祖である橋本梧郎先生が、
薬草学の権威、行方健作先生とともに設立した
博物研究会の旅行に参加しました。
先生方は日本に生まれ、学究の志をもって移住。
ブラジルの大地に眠っておられます。
定期的に開催される博物研究の旅は
先生方の想いを継いで、
動植物・地質・歴史の研究が目的です。
片道10時間のバスに揺られ、
今までのバス旅行の中で
遠征の最長記録となりました。
リオ州の山肌・圧倒的な自然!
滝で水と戯れ
大地の大きな力と優しさを体感しました。
頑丈なヴァンに分乗して進むデコボコ道では
こんなのどかなお仲間さんともすれ違いました。
Pedra Dubois という名の1000mの岩。
見晴らし台で美しい景色を堪能し
手前に枝が下がっているこのアヴォカドの木から落ちた実を
ひとつ拾って食べました。
この岩山は、"リオといえば" の
コパカバーナのポンデアスーカルにも似た巨岩でできた山。
この土地のシンボルです。
どこにでも生っているパパイアも
食べ頃のひとつを手に取って、美味しくいただきました。
街で買うフルーツとは
風味がまったく違っていました。
*
このシリーズでは、自然と大地に続き
植物、生活、歴史、そして
この土地を形成したポーランドから移住した人たちの
天空を見上げる広大な別荘を訪ねた話に続きます。
ゆっくり発信していきます。
どうぞお楽しみに。
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