動植物・地質・歴史にふれる旅② -リオ州の山岳地帯◇古い町並を訪ねて
こんにちは、乃里子 Ivoryです。
今日は、リオデジャネイロ市の北に位置する
山岳の町Santa Maria Madalenaを訪れた記録から
人々の生活にふれた時間についてお伝えします。
デコボコ道を
頭をぶつけながらヴァンに分乗して
山あいの農場跡を訪れました。
1860年代を中心に
コーヒー栽培で荘園として栄え
現在は保存され
資料館となっている土地です。
*
現在は記念館として
訪れる者に解放されています。
-この土地の古城のような館については
あらためて、歴史のページで紹介します-
敷地内の古屋敷では、ほっとひととき
休憩を楽しみました。
当時の生活のようすを
家具調度や飾られた写真を眺めながらしのび
コーヒーやケーキ、
敷地内で採れたフルーツで
ジュースを絞ってもらって楽しみました。
どれも、とびきり優しい風味でした。
滝や岩山をめぐって市内へ戻ると
当時から今に至るまで栄える
カトリック教会が町のゼロ地点となって
市民の生活の中心となっていました。
そのすぐ足もとからは
古い家並みが
町はずれの自然へと続いていきます。
山あいの良質な水とともに
今も栄えるこの町は
ピンガと呼ばれ愛されてきた
国民的サトウキビ焼酎の
古い産地でもあり
果実酒の種類も豊富でした。
町を見おろす小高い丘へと続く道には
ブラジルの典型的な田舎家が
自然の植生と溶け合って
ゴキゲンなたたずまいを見せていました。
*
このシリーズでは、
この大地に生きる暮らし続いて
植物、歴史、そして
この土地を形成したポーランドから移住した人たちの
天空を見上げる広大な別荘を訪ねた話に続きます。
ゆっくり発信していきます。
どうぞお楽しみに。
【過去記事】
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