青空市場で包丁研ぎ -サンパウロ便り
‐ Afia-se na feira -
週のルーティンで
青空市場に
生鮮食品を買いに行く。
切れ味の鈍った包丁があれば
忘れずに携えて。
今日もいました
研ぎ師の愛弟子さん
「今日はおまえ、やってみろ」
任されて、
真剣なまなざしで。
師匠を敬い
一流を目指す姿
励まされます。
市場にずらりと並ぶのは
華やかな
野菜や果物、
そして
花鉢だとか鍋釜だとか。
比べたら
地味なんだけど
研ぎ屋さんの店先は
たしかな手ごたえ。
夢がふくらむ信頼の空間です
わたしも、東京では
砥石で修練し
丹精こめて
研げるようになった時代もあったけど
今はもっぱら
市場の匠にお世話になってます
キラ~ん!
日常のふだん使いは料理のかなめ。
感動の切れ味で
まな板の前に立つ気分は
最高ですね
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