窓にぽっかり、夢が一粒ゆれていた -サンパウロ便り
- um sonho aparecia à toa no céu -
わぁ!
夢が
ひとつぶ
くっきりと
想いのすべてを集めて
あの大空に浮かんでる
いつもこの窓から見上げるのは
眩しい朝のこんなシーンです
突き抜けて、
あんなふうに浮かんでいたい
意味なんて、ぜんぜんいらないよ
ここは
クリニックの待合室
だけど
まるで
先生のおうちのロビーみたいです
- 先生のご家庭は4世代同居で
すごくにぎやか。
でもね、このクリニックは予約制で
待合室にはいつも私一人しかいないんです。
診察室に入ると、おしゃべりと笑いが尽きなくて
ひとり一人にたっぷりと
1時間はとってくださっていますから -
わたしの大好きなC先生。
自然療法 -ホメオパシー研究の第一人者です。
お花のようにほころぶ笑顔で
きっともうすぐ
あのドアを開けに来てくれる
いつものように
「あら、おはようございます」
ちょっとワクワクする時間の片隅で
窓辺に浮かぶ夢を眺めながら
月に2回のこんな時間も
自分に寄り添う
大切なひとときです
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