ブラジル音楽 “ショーロ” を楽しむ -サンパウロ便り
こんにちは、乃里子 Ivoryです。
ブラジル音楽には、
サンバ、ボサノヴァだけじゃなくて
たくさんのリズムがあります。
今日は音楽の話題。
「ショーロ」というジャンルを紹介しますね。
このジャンルは
近年、日本でも人気なんですよ。
今月は、市民が無料で楽しめる
SESCというプロジェクトで
ショーロのプログラムが組まれていたので聴きにいきました。
(*SESC:税金で文化活動を担う商業サービス業界の団体。
市民は無料など低価格で手軽に極上の美術・音楽など
あらゆるカルチャーにふれることができます)
ブラジルでは、街で、道で、
聴こえてくれば子どもも大人もついつい踊り出してしまう
ゴキゲンなリズムです。
*
19世紀にリオで生まれたポピュラー音楽
ショーロはサンバなど、ブラジル音楽に大きな影響を与えています。
なぜかポルトガル語の chorar「ショラール -泣く」を意味するショーロ、
めちゃめちゃ陽気なスタイルです。
ホーダ・ジ・ショーロ と呼ばれる演奏の輪。
そう。輪になって奏でるインストで
人と楽器が輪になり、
多くの楽器でリズミカルに軽やかに演奏されます。
打楽器のパンデイロ、さまざまな弦楽器や管楽器。
即興的であり、ヨーロッパ伝来の室内楽のテイストも備えて人気です。
*
私には、ブラジルはもちろん、
日本にも長年ショーロの活動をしてきた多くの仲間たちがいます。
*
Camila Silva Quinteto の素敵なステージ!
軽やかに、のびやかに、
速いテンポで楽しむショーロは楽しい気分になって
居合わせたみんなが踊り出し、
演奏にも参加しちゃったりするのです。
もちろん、私も気づいたら踊っていましたよ♡
ターバンの舞姫 Carmen は
こんなショーではいつも一緒になります▼
サンパウロ便りでは、
私の住む地球の反対側から日常をお伝えしています。
今日も読んでくださりありがとうございました。
これからも、こんな日々をご紹介していきますので
楽しんでいただけたらうれしいです。
どうぞよろしく。
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