晩秋の芸能祭◇ラテン語の歌を聴きに -サンパウロ便り
こんにちは、乃里子 Ivoryです。
5月も下旬となると
肌寒い高原の晩秋が始まり
今は冬至を迎えています。
毎年、この時期の週末に
市の主催による芸能祭が開かれます。
Virada Culturalと題した体験型イベント、
伝統の文化祭です。
街の、みんなが集まる路上やスポットで
ふだんなかなか
無料では接することのできない
一流のアーティストによるパフォーマンスにふれる
市民のお楽しみの一つです。
ブラジルのリズムや
クラシック音楽、演劇などの芸能。
街を歩けば、あちらこちらに
賑やかなブラジル音楽が溢れています。
夕暮れのサンベント僧院・大聖堂
Mosteiro de São Bento de São Paulo
私は、旧都心の古い寺院に
「夕べの祈り」を聴きにいきました。
オルガンに合わせて
僧侶たちが静かに口ずさむ宗教音楽です。
この日は芸能祭なので
録画、撮影、ともにOKと
わざわざ事前の解説がありました。
かすかなサウンドに包まれて
全身で僧侶たちの
祈りに浴した夕刻でした。
次のサンパウロ便りでは
ブラジルでも最大級の冬至祭りをお伝えしますね。
どうぞお楽しみに。
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