漢字のタトゥーは自分への愛の表現 -サンパウロ便り
こんにちは、乃里子 Ivoryです。
今日は、サンパウロで日常よく見かける
漢字のタトゥーから私の住む街を紹介します。
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街を歩いていると
ほぼ毎日、漢字の彫り物を目にします。
ブラジルでは日本文化や日本語が愛されて、
漢字のタトゥーは
「カッコいい」が理由で大人気。
『愛』『家族』『仲間』…
そんな刺青は定番で
カタカナでパートナーの名前、
そして『父』や『母』の一字も
よく見かけます。
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自分を愛し、家族や周りを愛する
愛にあふれたお国柄。
自分への愛のメッセージも
漢字のタトゥーというエキゾチックなツールで
アピールしています。
ちょっとしたフレーズも人気で
昨日、メトロを待つホームで目にした
若い女性のうなじ。
ライトの影になって画像は見づらいですが
そこに彫られた『自分になる』は
暗いホームでひときわ輝いていました。
これは、「私は私として生きる」
そんな意図をもつ
大切な自分へのメッセージなのでしょう。
英語にすると、Be Myself そんな感じでしょうか…。
これは
「祝福されています」という意味と感じて
撮らせて!と頼んでみたら快く応じてくれました。
以前にも紹介したことがありましたね、
私のお宝写真の一枚です。
前を歩いていた若い女性の
溌剌としたふくらはぎには
こんな名前が彫られていました。
日系人だそうで、
ご自身の姓ということでした。
ちなみに『松本』は私の姓でもあって
そこからしばらく話題が弾みました。
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そんなこんなで
日本のタトゥーから考えると
なかなかに奇想天外な世界が
ボディー・アートとして
視界のあちこちから飛び込んできます。
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漢字のメッセージには
自分の一番大切にするもの、
愛する世界が彫られているんですね。
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サンパウロ便りでは
地球の反対側の日常をご紹介しています。
今日も読んでくださりありがとうございました。
こんな世界が
ちょっとよかったなって思っていただけたらうれしいです。
どうぞよろしく。
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