漢字のタトゥーは自分への愛の表現 -サンパウロ便り

こんにちは、乃里子 Ivoryです。


今日は、サンパウロで日常よく見かける

漢字のタトゥーから私の住む街を紹介します。


*


街を歩いていると

ほぼ毎日、漢字の彫り物を目にします。


ブラジルでは日本文化や日本語が愛されて、

漢字のタトゥーは

「カッコいい」が理由で大人気。


『愛』『家族』『仲間』…

そんな刺青は定番で


カタカナでパートナーの名前、

そして『父』や『母』の一字も

よく見かけます。


*


自分を愛し、家族や周りを愛する

愛にあふれたお国柄。


自分への愛のメッセージも

漢字のタトゥーというエキゾチックなツールで

アピールしています。





ちょっとしたフレーズも人気で


昨日、メトロを待つホームで目にした

若い女性のうなじ。


ライトの影になって画像は見づらいですが

そこに彫られた『自分になる』は

暗いホームでひときわ輝いていました。


これは、「私は私として生きる」

そんな意図をもつ

大切な自分へのメッセージなのでしょう。


英語にすると、Be Myself そんな感じでしょうか…。






これは

祝福されています」という意味と感じて

撮らせて!と頼んでみたら快く応じてくれました。


以前にも紹介したことがありましたね、

私のお宝写真の一枚です。






前を歩いていた若い女性の

溌剌としたふくらはぎには

こんな名前が彫られていました。


日系人だそうで、

ご自身の姓ということでした。


ちなみに『松本』は私の姓でもあって

そこからしばらく話題が弾みました。


*


そんなこんなで

日本のタトゥーから考えると

なかなかに奇想天外な世界が


ボディー・アートとして

視界のあちこちから飛び込んできます。


*


漢字のメッセージには


自分の一番大切にするもの、

愛する世界が彫られているんですね。


*


サンパウロ便りでは

地球の反対側の日常をご紹介しています。


今日も読んでくださりありがとうございました。


こんな世界が

ちょっとよかったなって思っていただけたらうれしいです。


どうぞよろしく。




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Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

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