個人ギャラリーは 中庭もくつろぎの空間でした -サンパウロ便り
- um relaxamento no jardim da Galeria 132 -
[絵画コレクター Miguel Chaia を訪ねて] から続きで……
サンパウロの落ちついた地区にある個人ギャラリーで
所蔵の作品、そして知人のコレクションを堪能しました。
美術鑑賞を終えてひと休み。
続く中庭には別の感動が待っていました。
*
そこは
小さいけれど小鳥たちもやってくる
自然あふれる空間で
大木は、幹に多くの生命を宿しています。
日常を離れて
自由を感じるうれしいひととき
ギャラリーのキッチンから運ばれた
エスプレッソには
コクのある時間が流れていました。
中庭のガラスのテーブルをなでる
クリアなそよ風・・
大きな樹々、
そしてその取り巻く世界を
スケッチする時間が愉しくて
時の経つのも忘れて過ごしました。
サンパウロでは、そもそも
住宅地の街路樹たちも
こんな感じで太い幹にたくさんの生命を宿し、
じつに太っ腹なのです。
*
テラスの壁には
ギャラリー所蔵のタイル作品があしらわれて
坪庭にある
たくさんの生命と作品が
やさしく私を包んでくれました。
関連記事【ART / NATURE】
0コメント