2年ぶりに、劇場で芝居! -サンパウロ便り

- Teatro "Chega de Saudade!" com Aquela Cia -


メトロの演奏から続きで音楽に関する話題です



Bossa Nova の歴史を

音楽とともに綴った芝居を観に行きました



劇場が2年ぶりに解禁になって

市民は大喜び




Chega de Saudade!


劇団 Aquela Cia のパワフルなステージでした







疫病以前の時代には

毎週のように

音楽を聴きに行った

サンパウロ市営劇場

Sesc Consolaçãoにて



ボサノヴァの起こりと全盛、

そしてその後のことを


当時、時代の先端で活躍した

多くのミュージシャンたち


劇団の一人ひとりの演じる姿が

迫真で、

ひととき

歴史の舞台に入り込んだ気分になりました。

(舞台の撮影は不可)




ボサノヴァを日本語にすると
「新しい流れ」


1950年代にリオで生まれ

1960年代にはニューヨークでジャズと合流。


1964年クーデターによる

ブラジルの軍事独裁政権樹立で強圧的な体制は

これを衰退に導いたのです。



そんな歴史が

ステージの上で


現代のスマホも駆使し

ビデオ撮影のシーンを取りまぜて

当時と現在が交錯する

映画を思わせるつくりで


笑い溢れるの躍動感のあるステージに仕上がって



それぞれのプレーヤーの

歌と踊りと

喜びと悲しみの表現に

すっかり圧倒されて




スタンディング・オベイション

c / Alaíde  - 脚本家とともに





俳優たちの息づかい、そしてエネルギー!

圧倒の90分




ブラジルの絵本箱

Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

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