SHODO -書道が繋いだブラジルと日本の仲間たち -サンパウロ便り

- A última aula de Shodo dA nossa amiga Shiho -



大好きな友人の話をします。



サンパウロに住んだ4-5年の歳月に

ブラジルを心から愛し


ブラジル人のための

書道の場を育てることに尽力した

ひとりの友です。



*


ブラジルの仲間たちから

慕われていたそのひとは


何年もかけて

書道のクラスをゼロから大きく育てていきました。


*


そして、とうとう

日本への帰国が目前に迫った3月の末に


- 2年のあいだ

疫病で集えなかったブランクを経て - 


いつもの教室で

最後の書道イベントが開かれました。




イベントの最後で

仲間たちが寄せ書き ▼


向こうにみえる漢字はひとつ

「縁」



みんなの大好きな先生が

大切に育てたもの。

それが、この

ご縁だったんです。




参加者のほぼ100パーセントが

ともに日本の文化を愛し

学んできたブラジルの仲間たち。


*


お手本から好きな言葉をえらんで

たっぷり時間をかけて書きました。


*


わたしはこれまで

このクラスになかなか参加できませんでしたが


この最後のイベントには

飛び入り参加させてもらいました。






書道経験のなかった私も


楽しく指導していただき

「のびのびと書けた!」を実感。


忘れられない一日となりました。





最後の授業


みんなの寄せ書きと

それぞれの作品をもって

集まり


美味しいケーキで

楽しく笑い合いました




みんなの大切な友。


ここから離れて

寂しくなるけれど



日本では新たに

全く別の分野にチャレンジして

活動していくそうです。



その笑顔は

いつまでもみんなの宝物。


これからも繋がっています。



ブラジルの絵本箱

Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

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