都市の造形②現代のフォルムに息吹を与える存在 -サンパウロ便り

- Shape of Sao Paulo, today -  


都市の造形①時代を経た景観 から続きで


ブラジルの現代建築は

フォルム自体が自由で

おもしろい




オスカー・ニーマイヤー

建造物で知られる

曲線美を採り入れたスタイルや



地震がない国だってことを証明する

上へいくほど広がる建物とか、


斜め上方へと伸びるビルディングとか、






ご近所の

なんでもないビルで


昼食のテーブルから

スマホで捉えた天窓は



ただの吹き抜けだけど

とてつもない自由を

感じさせてくれます







東洋地区

Liberdade -リベルダージ

では



駅を通っても、


日本とブラジルを繋ぐ

文化交流のビルに入っても、


こうした生け花が

ひそやかに、そして

あでやかに存在感を醸して


通行人を和ませて

くれています







これは

ビルの谷間の果樹園


タンジェリン


根方にすくすく

ひこばえです




「都市の造形」


潤いを感じさせる現代の風景には


大都会の真ん中に立っていても

見まわせば必ず

植生があって



無機質な空間に

すんなりと存在する自然


そこには、いつだって

心を洗われる光景があります






ブラジルの絵本箱

Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

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