『魔女の宅急便』ブラジル版刊行でつなぐ日本とブラジルの夢

- " Entregas expressas da Kiki" - Lúcia Hiratsuka ▷clique aqui -



先日、

『魔女の宅急便』ブラジル版を制作した

翻訳者 ルシア・ヒラツカさんとともに

SNSから第一報をお伝えした

素敵なこの本!


今日は、このページから

ご紹介します▼

 




国際アンデルセン賞作家

角野栄子さん著『魔女の宅急便』

ブラジル版です。


2015年に永田翼・松本乃里子共訳

『ぼくのオレンジの木』がポプラ社より刊行され、

私たちは東京・駐日ブラジル大使館で記者発表をしました。 


その折に

訳書の帯にコメントをくださった

角野栄子さんから 

『魔女の宅急便』を

ブラジルで出版するのが夢なの

そんなお話をいただきました。






私たちはブラジルに戻ってすぐに

大切な友だち、

Lúcia Hiratsuka に話をしました。 


ルシアさんは、画家であり

ブラジルで人気の絵本や

少年少女向け書籍を多く手がけてきた作家でもあります。



国際アンデルセン賞作家の

角野栄子先生は、20歳代で数年間のブラジル生活を経験

その日々を、後の創作活動への原動力として

たくさんの楽しい物語を生み出して来られました。 


先生を囲んで長い間あたためてきた

ブラジル版の夢が実り、

今月、ポルトガル語版が

サンパウロの Editora Estação Liberdade より

刊行されました。 




ルシアさん、おめでとう!! 




- 企画当初はもっと早い時期の刊行をめざし、

Japan House に角野栄子さんをお招きして

出版発表を企画していました。

昨年のパンデミックにより世界の情勢が変わり

現在は、メディアからのご案内のみとなっています -


(日本の仲間たちからは、早くも

ブラジル音楽のクリスマスライブにジョイントして

「音楽と文学で二つの国を結ぶ」

そんなイベントに広げられたら、

という声をいただいています。

ブラジル音楽のクリスマスライブについては

あらためてご案内します)



 さて、

クリスマスプレゼントに最適なこの一冊

私たちから心をこめてお勧めします。


Instagram : 出版社 Editora Estação Liberdade

レビューはこちらから (ポルトガル語)



そして

すべての始まりとなった

角野栄子先生から

『ぼくのオレンジの木』の帯に

いただいたメッセージを

この大きなご縁に

感謝して

ご紹介します


『ここにはある、豊かな貧しさが。

ブラジルの光のもと、

生きるチカラがあふれてる!』


Agradecemos para sempre ♡





【ブラジルの中の日本】・・・ 

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日本語教育に美術をつなげた取り組み   




ブラジルの絵本箱

Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

4コメント

  • 1000 / 1000

  • 松本乃里子

    2021.12.12 12:58

    @森口裕さん、すてきなおはなしをありがとうございました。角野栄子さんは、お目にかかって稀有な輝きをもった方だとおもいましたが、みんなと同じように、怖れがあって、それを超えて、決断して、そうやって進んでいらしたんですね。わたしも冒険とワガママをもって後をついていきたいです。
  • 森口裕

    2021.12.11 10:32

    「魔女の宅急便」の原著者・角野栄子さんが、『婦人公論』(2021年12月)でー(好き)を続ける秘訣 「現在進行形」との出会いで前向きに」ということを自然体でお話しされてることが、わかりました。現在進行形の人生の宝石のようなお話ですね。ブラジルでは、この「婦人公論」めにしてますか?★「80代になった今も『書く楽しさ』は変わらない」★「心配性な性格が『現在進行形』で前向きに」★「好奇心のおかげでブラジルまで★「一生〈書く人〉でいようと決めた瞬間」★「いくつになっても、冒険が何より楽しい」★「70歳か75歳を過ぎたらワガママに生きて」の6つのエッセイで語られています。松本さんの絵本箱の記事と人生にも通底するわくわく感を現在進行形で感じました。それにしても、≪ブラジル》は確かに大きな、不思議なキイワードですね。
  • 松本乃里子

    2021.12.01 17:41

    @森口裕さん こころが温かくなる励ましのコメント、ありがとうございます。 奇跡は日常に満ちている、わたしはそれをいつも感じています。 気づけるかどうか、それは私たちのこころの在り方にかかっているんですね。 たくさんの言葉をいただき、感謝しています。