雨の季節に贈る -わたしの創作絵本『雨』のメモリー
- do meu desenho de livro infantil " Ame - que significa a chuva em japonês " -
日本では、6月といっても
そんなに雨っぽくないようですね。
いつもなら晴れ渡るサンパウロでは
このところなんだか
雲が垂れこめる日が続いています。
さて。
これまで、わたしの訳書を中心にお知らせしてきましたが
今日は、
わたしが絵を描いた児童書を
一冊ご紹介することにいたします。
これは、まだ
わたしがブラジル文学の翻訳を始めるよりずっと前、
30代前半に手がけた創作絵本です。
永田銀子さんに軽やかなテキストをいただいて
水溶性のソフトパステルで描きました。
幼い時代の風景が詰まったページ。
描きながら、すごく楽しかったのをおぼえています▼
おもちゃもびしょびしょ。
何もかも
びしょぬれになっちゃったけど
雨はもうじき
上がっていくんじゃないかしら。
当時も
今と変わりなく
そんな希望を描いていたんだな。
サンパウロは今、
冬至へと向かっています。
「降れば氷雨」の冷たいきせつ。
そんな日は、太陽が恋しいです。
地球の反対側で
何もかもが真逆ではあるけれど
ひととき
こんな世界が
共通の時間になるといいなとおもってつくりました▼
▲Santa Cruz, SP
Thank you!
Muito obrigada!
◆プロフィールページもどうぞごらんください。
これまでの活動について見やすく編集し、
絵本『雨』も加えてあります。
◆そしてもうひとつ。
2020年に仲間たちと創作した
制作一周年を記念して今週
仲間たちとメッセージの交換をしたところです。
このプロフィールページからは
音楽絵本『君への手紙』動画もごらんいただけます▼
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