ブラジル・ミナスジェライス州の布の手仕事

- Bordas de Minas Gerais -



針と布を手にするとそれだけで 


なぜだろう、

どこからか優しい気持ちがやってくる




目のさめるような ミナスの田園風景 


山あいの川のほとりに

 女性たちが集まって 

刺しゅうした作品 からは


 澄みわたった感動が迫ってきます




わたしが初めてこのグループの刺しゅうに出逢ったのは 

ブラジルでも人気の絵本作家 Ziraldo 

絵本 "O Menino do Rio Doce" -Companhias das Letrinhas出版


Ziraldo -ジラルド自身の

少年時代の思い出が描かれています


『水の淵の物語 』

 川辺に住む婦人たちDumontファミリーによって 

故郷の川の色に染められたうすいガーゼのような布に 

いとも優しげに糸で綴られています



刺しゅうグループ Grupo Matizes Dumont 

このリンクは▲グループのHPです

ユニークでみごとな

刺しゅう作品の世界が見られます


1980年代に Minas Gerais -ミナスジェライス州 Pirapora で 

Dumontファミリーの6人の女性たちから始まりました




同グループのほかの作品 

ブラジルの画家 Cândido Portinari の伝記を 

ダイナミックに刺した絵本も圧巻です ▼






 人生を、自然を、愉しみ謳歌し 

ともに生きることでつながる 


 ブラジルの手仕事の魅力 

まるでダンスのように輪になって 


たくさんの人びとの手から

作品が紡ぎだされていく喜び


わたしは

大好きです






【ART】............. 

ブラジル北東部の遊びの文化①人形たち    

ブラジル北東部の遊びの文化②空き缶などで作る生活



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ブラジルの絵本箱

Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

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