通り雨のあとで -サンパウロ便り

- Depois da pancada da chuva -


南半球では夏至まであと1か月。


11月ともなると

一天にわかにかき曇って

激しい雨がざぁっと通り過ぎる季節。



私がひそかに「白雨 -しろあめ」と呼ぶ

視界がまっしろになって何も見えなくなる雨。


道路の側溝が川のようになってしまう雨。



それでも

それは30分も続くことはなくて


1時間後には、まるで何ごともなかったかのように

太陽が照りつけて道路もカラカラに乾いてしまいます。



そんな「無茶降り」の雨のあと、

通り道の垣根では、愛らしい花が姿を見せてくれました。







もうすぐひらく

次のつぼみも覗いてる。







あら、それよりもっと赤ちゃんの、

幼いつぼみも顔を覗かせています。







あらら、まだつぼみになるまえの

羽のような花芽も見つけたよ。






雨上がりの街路では

いつもの花のファミリーが

ふっくらとみずみずしい夢をみせてくれました。




【通り雨】


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Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

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