時移ろいてなおグラフィティーは健在です -サンパウロ便り
- graffitis nas ruas -
これはね、
わが家を出て
騒がしいバス通りへ曲がって
少し歩いた道
見上げたビルの中腹です
20数階の古いビル一面に
人気ペインターが手がける作品の一部なの
Rua Augusta
前を通るたびに
見上げて心に刻む
愛と哲学の時間が始まります
アインシュタイン。
その頭の上で幼子の開く本は
ニーチェの『善悪の彼岸』。
愛ある時代の創造、そして
ジャッジメントを超えた世界かな・・
わたしの理想郷です
こちらは▲
ほぼいつも人のいない、のどかなロータリー。
大通りパウリスタ - Av.Paulistaの
旧終点に当たる高台です。
はるかピニェイロスのビル群の
向こうに臨むのは
海原じゃなくて
山々です
サンパウロは
たしかに南の大地ではあるんですけど
起伏に満ちた標高800メートルの
けっこう寒い高地なの
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