季節の香調(ノート)を運ぶ花園 -サンパウロ便り

- Casa das Rosas -



いつも足を運ぶ

近くのバラ園


ここは、古い屋敷の跡地です。



詩の館として詩人たちの交流の場として、また

私たち市民にも憩いの空間として開かれています。







季節の移りゆく気配に包まれ、


アーチにも噴水にも

バラがふっくらと揺れています。



日本から届いた桜の便りも

こんないろ・・






この花園で出会った友人夫妻が

昨日

さくら咲く日本へと旅立ちました。



華やかなバラのまわりにも

ちょっと寂しい薫りが漂っています。






ブーゲンビリアは

primavera - つまり「春」という名がついています。



サンパウロでは四季咲きなのでいつでも見かける花ですけれど、

それでもこの花は今、すっきりと秋の兆しを運んでいます。



陽のひかりも

風のそよぎも

いま


静かな香調(ノート)に移りゆく季節です。




【NATURE】


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Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

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