2021年、今年も駆け抜けました -サンパウロ便り

- bom fim de ano 2021 e o próspero ano 2022 -



今年も

いいこと、簡単ではなかったこと、

いろいろありました。


けど

最後の日となりましたね。



サンパウロは、夜明け前から

花火と歓声がにぎやかで


飛び交うヘリの向こうに見える

青空の下で最後の日がスタートを切りました。




サンパウロでは

昨2020年に開催を断念した

大晦日の朝恒例のマラソン大会


第96回 São Silvestre 国際ハーフマラソン

開催されました。



今年は2万人のエントリー。

前回、大いに盛り上がった

2019年が3.5万人を超えたのと比べても

なかなかの数だと感じています。


サンパウロに住む

わたしの友人たちも

たくさん参加しています。




2019年に撮影した記録です▼



毎回、ユーモアとドラマがいっぱい。


ユーモア? ・・たとえば

正式にはエントリーしないで

衣装や着ぐるみで目立とうとする人や、

ショートカットで途中だけ参加のふりをする人、

いつもジョギングしているルートだから

今日もルーティンで走ってるだけの人・・


*


でね、今年

復活したこのレースでは

市民の沿道での観戦は

許可されませんでした。



大会出場に「マスクは義務づけない

前回の大会では誰も考えなかった

そんなルールが加えられています。


スタートラインではマスクで▼






2019年の記録より▼


今年は

女子の優勝はケニアからの選手

男子の優勝はエチオピアからの選手


そして、例年上位入賞がままならない

ブラジルの選手たちも

奮闘しました。


2位は

ケニアにマラソン留学し

本気でトレーニングを積んだ

ブラジルの若者です。


*


さて、このあと12時間後

深夜零時を待って


新しい年にバトンを渡す時刻を合図に

真夏の夜の花火が打ち上げられます。


*


2022年が

穏やかなよい年でありますように




今日の空を見上げながら

胸いっぱいの想いを馳せています。



皆さま

どうぞ

よいお年をお迎えください





【大晦日恒例の国際ハーフマラソンについて】



例年、世界各地からのエントリーで知られる
歴史あるレースです。 

アップダウンが激しい 
高原にあるサンパウロ 


出発地点は
街の尾根となる Av.Paulista で
標高860m 

パカエンブー球場一帯の 
すり鉢状の低地を経て 
ゴールは出発点の高い地点

高低差は100㍍ほど。 

15㎞マラソンとはいっても、
世界から優勝者が集う
過酷なレースとして知られています。



ブラジルの絵本箱

Vida cotidiana   em São Paulo ◆サンパウロ生活◆ 街に溢れる色彩 あったかいハート そして笑顔 日常のひとコマを 道端からお届けします      松本乃里子      - Jan.2021

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